公務員経験者採用面接(社会人採用面接)試験とは?
公務員の民間経験者採用(社会人採用)試験とは、多様化複雑化する行政課題を解決し、豊富な経験、柔軟な対応力等の優秀な人材を確保するため、民間企業等での職務経験を一定年数有する人材を対象とした公務員職員採用試験で、公務員経験者採用、公務員社会人採用、民間企業等職務経験者採用など様々な名称で呼ばれています。
近年では、国、都道府県、政令指定都市、市町村の多くが、民間企業等での社会人/経験者の採用を強化しています。
ここ最近、受験可能な年齢の上限も引き上げられ、59歳まで受験可能なところもあります。
また、氷河期採用もできて、益々、公務員への転職のチャンスがどんどん拡大し、広がっています。
以下、社会人の方々が公務員に転職する2つの方法をわかりやすく表にしました。その他として、氷河期採用試験があります。
民間企業等経験者の採用試験 | 一般の大卒程度採用試験 | |
受験者 | 民間企業等での職務経験は必要。一般枠の大卒程度試験と比較し、試験区分・募集人数は限定されている。 | 一般枠の大卒程度試験は大学の新卒者だけでなく、年齢要件を満たす新卒者、既卒者、社会人 |
受験資格 | 年齢要件+経験年数+α 社会人経験年数は、係長級で7年前後の試験が多い。例:昭和○○年4月2日~平成××年4月1日までに生まれた人で、民間経験等における業務従事歴が、○年以上(令和△△年○月○日現在)ある人 |
概ね年齢要件のみ。 年齢上限は27歳~35歳が多い。例:昭和○○年4月2日~平成××年4月1日までに生まれた人 |
試験
内容 |
【1次試験】 論文(課題式・職務経験)など 【2次試験】 個別面接 ・集団面接・集団討論など 【1次試験実施時期】 毎年、9月実施が多い |
【1次試験】 教養択一・専門択一・論文(課題式)など 【2次試験】 個別面接・集団面接・集団討論 など 【1次試験実施時期】 毎年、5月~9月の日曜日 など |
メリット | ☆一般枠と比べると筆記試験のウエートが低い ☆職務経験で採用担当者にアピールできる機会が多い |
☆採用予定数は多い |
デメリット | ☆採用人数が少ない ☆倍率が高い |
☆筆記試験のウエートが高い ☆専門試験がある場合がある |
以上のように、社会人経験者が公務員に転職するためには、経験者社会人枠、氷河期枠、一般枠があります。
公務員の面接の社会人面接のことがわからない、公務員エントリーシート、面接カード、公務員面接シートの書き方がわからない、公務員論文をどの書けばよいかわからないなどの方々、18年の実績に基づいた蓄積されノウハウでご指導します。